宮里藍さん、名前が大会名に「想像超えた名誉」 ツアー引退後は「家にいるのが新鮮」

[ 2018年3月5日 14:06 ]

宮里藍サントリー・レディース

<宮里藍サントリーレディース記者発表会>自身の名前が冠された大会ロゴを指さし、笑顔を見せる宮里藍さん
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 女子ゴルフのサントリー・レディース(6月7日開幕、兵庫・六甲国際GC)の記者発表会見が5日に都内で行われ、今年の大会から大会名称を「宮里藍サントリー・レディース」に変更し、引退したサントリー所属プロ宮里藍さん(32)が大会アンバサダーに就任すると発表した。

 会見に出席した宮里さんは「大会のアンバサダーに就任し、自分の名前を大会名にそえていただくことは、想像を超えたことで、大変名誉だし大きな責任感を感じる。サントリーさんと新しいことにチャレンジできる環境がうれしい」と話した。広報大使として大会をPRし、コースセッティングを含めた大会運営に関するアドバイス、大会を通じたジュニアの育成、アマチュアとの交流も行う。

 宮里さんは昨年9月のエビアン選手権を最後にツアーから引退。その後は主に米国に滞在している。「普通の生活をしている。移動もなく、家にいられることが新鮮。自分の時間を増やせるのが楽しい。映画を見たり、本を読んだり、リラックスした時間が多い」と近況を報告した。2月には2カ月ぶりにゴルフもプレーしたという。4月のマスターズ(米ジョージア州)には、初出場する兄・優作の応援に駆けつける。

 今後の活動について各スポンサーと話し合いを進めている段階で、次の具体的プランはないという。日本ゴルフ協会から東京五輪代表の女子コーチ就任の打診を受けているが「正式に正式にお話をいただいていないので何とも言えない。自分の本能に従ってやりたいことをできるようにしたい」とだけ話した。

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2018年3月5日のニュース