トヨタの燃料電池自動車「ＭＩＲＡＩ」びわ湖毎日マラソン２度目“出場”

びわ湖毎日マラソンで並走したトヨタ自動車の燃料電池自動車「ＭＩＲＡＩ」
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　トヨタ自動車の燃料電池自動車「ＭＩＲＡＩ」が、審判長車として力走するトップ集団とともに暖かい早春の琵琶湖畔を並走し、１５年に続き２度目の出場を果たした。

　燃料電池に水素と空気中の酸素を取り込み、化学反応により電気をつくり出し動力とする同車は、環境への配慮を重視する「びわ湖毎日マラソン」にふさわしい、まさに“ミライのクルマ”。美しさと知性を感じさせるピュアブルーメタリックのボディカラーとスタイルは、声援を送る沿道の人たちの注目を集めていた。

　レースはマチャリア・ディラングがトップでゴール。助手席からレースを見守った東芳生審判長は「音も静かで、乗っていて安心感がありました。完璧です」と乗り心地を絶賛していた。排気ガスを出さず、排出するのは水だけというクリーンな動力源を持つ「ＭＩＲＡＩ」は、ランナーたちの白熱したレース展開の“呼び水”となり、大会運営にも大いに貢献した。