ジョージ・ワシントン大の渡辺が最終戦で21得点 7日からカンファレンス・トーナメントに出場

[ 2018年3月4日 09:29 ]

 全米大学男子バスケットボールのジョージ・ワシントン大は3日、敵地オハイオ州デイトンでレギュラーシーズンの今季最終戦を行い、地元のデイトン大に78―88(前半32―37)で敗れて14勝17敗。所属のアトランティック10カンファレンスでは7勝11敗となって全日程を終えた。

 渡辺雄太(4年)は34分出場して21得点。フィールドゴール(FG)を16本中8本決めたが勝利には結びつかなかった。

 この結果、ジョージ・ワシントン大14校で構成されるはアトランティック10内で11位が確定。7日に始まるカンファレンス・トーナメントでは最も試合数の多い4チームの中のひとつとなり、2月28日に対戦して渡辺が自己最多の31得点を挙げたフォーダム大(9勝21敗、カンファレンス内4勝14敗)と1回戦で顔を合わせることになった。

 優勝して全米大学選手権(NCAAトーナメント)に出場するには5日間で5勝が必要。最も“苦難”を強いられるスポットに入った。

 渡辺は今季31試合に出場して平均16・6得点。1年生からは7・4得点→8・4→12・2→と進級するたびに成績をアップさせた。今季は6・3リバウンド、1・58ブロックショットもマーク。2メートル6のフォワードながらポジションにとらわれない適応力とディフェンス力は高く評価されており、実りのある最終シーズンとなった。

 デイトン大は14勝16敗(アトランティック10内は8勝10敗)となり、カンファレンス・トーナメントにはジョージ・ワシントン大よりも1試合少ないスポットとなる第9シードで進出。この日はNBAバックスの主力フォワードで球宴で先発したヤニス・アデトクンボ(23)の実弟、コスタス・アデトクンボ(1年=2メートル8)が18分で14得点をマークした。

 なおアトランティック10内の首位はAP17位にランクされているロード・アイランド大で今季は23勝6敗。カンファレンス内では15勝3敗で全日程を終えている。

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2018年3月4日のニュース