平昌五輪金メダル高木姉妹“後輩”も角界の門叩く 相撲未経験 190センチ、190キロも高校では…

[ 2018年3月3日 17:23 ]

 大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が3日、大阪市内で行われた。昨年の全日本選手権3位で三段目100枚目格付け出し資格を持つ日大の木崎伸之助(22=木瀬部屋)ら、受検した43人全員が体格基準を満たした。

 女子スピードスケートの平昌冬季五輪金メダリスト、高木姉妹の“後輩”も角界の門を叩いた。八角部屋の岩森凌(18)は、高木姉妹と同じく北海道中川郡幕別町出身。中学は違うが小学校は同じ札内北小だ。

 恵まれた体がひと際、目を引く。この日の検査では身長1メートル90、体重190キロで堂々の“2冠”を達成し最巨漢となった。しかし相撲は未経験。スポーツ歴は卓球を少々たしなんだくらいだとか。高校では軽音楽に打ち込み「ギターをやりたかったけど、指が太すぎて、ギターの細い弦はうまく抑えられなかった」と、ベースを担当した。これからは体格そのものをいかせる相撲で勝負をかける。

 冬季五輪ではもちろん大先輩を応援。「同じ幕別町出身として、負けないように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 この日の受検者は内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。

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2018年3月3日のニュース