伊調がパワハラ告発 栄強化本部長とは…ロンドン五輪後に強化本部長就任

[ 2018年3月1日 07:42 ]

16年リオネジャネイロ五輪レスリング女子58キロ級で決勝で伊調に声をかける栄強化本部長
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 レスリング女子で史上初の五輪4連覇を達成し、国民栄誉賞を受賞した伊調馨(33=ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)から繰り返しパワーハラスメントを受けたとして、レスリング関係者が1月に代理人弁護士を通じて、内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出していたことが28日、明らかになった。

 栄氏は1960年(昭35)6月19日、鹿児島県奄美市生まれの57歳。現役時代はフリースタイル62キロ級で87年世界選手権3位、88年ソウル五輪出場の成績を残した。京樽の選手兼女子レスリング部コーチなどを経て、03年から中京女子大(現至学館大)の監督を務める。04年に全日本女子のコーチ就任。08年から日本協会女子強化委員長を務め、13年から男女合わせた強化本部長。

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