高安、兄弟子・稀勢に2勝8敗も…のど輪でのけぞらせた

[ 2018年3月1日 14:15 ]

強烈なのど輪で稀勢の里をのけぞらせる高安(右)
Photo By スポニチ

 大相撲の大関・高安(28=田子ノ浦部屋)が1日、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けて構えている大阪市内の同部屋で、稀勢の里と三番稽古を行った。

 稀勢の里は先場所途中休場し、2月のほとんどを治療に充てていた。そのこともあって高安は、「初場所前以来」という兄弟子横綱との相撲に充実感いっぱい。2勝8敗だったが、横綱をのど輪で後退させる場面もあり、「1番1番、確認しながらやりました。まだまだこれから番数を上げていきたい」とペースアップにも意欲的だった。

 高安は初場所で12勝3敗。平幕優勝した栃ノ心に次ぐ成績も、前半戦での3敗が響き初優勝に届かなかった。

続きを表示

2018年3月1日のニュース