宮原知子 自己ベストで4位 “鬼門”連続3回転を鮮やかに決める

[ 2018年2月21日 13:56 ]

平昌五輪フィギュアスケート女子SP ( 2018年2月21日    江陵アイスアリーナ )

華麗な演技を披露した宮原(AP)
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 平昌五輪は21日、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)が江陵アイスアリーナで行われ、宮原知子(19=関大)が最終組2番目の26番滑走で出場した。全てのジャンプを鮮やかに決めて、2016年のグランプリファイナルで記録した74・65点を上回る自己最高の75・94点をマークし、4位につけた。

 完璧な演技を終えると「なんとか大きなミス無く終われて、フリーにつなげることが出来て良かったです」と安堵の表情。「気持ちを切り替えて、今まで頑張ってきたことをフリーでしっかり見せられるように頑張りたい」と表彰台に向けて決意を新たにした。

 「SAYURI」の曲に乗って華麗な演技を披露した宮原。鬼門だった冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループをきれいに着氷すると、後半の3回転ループと最後のダブルアクセル(2回転半)も鮮やかに着氷。納得の演技で滑走後には笑顔がこぼれた。

 冒頭の連続3回転ジャンプは、今季11回跳んで8回も回転不足と判定。11日の団体戦女子SPでも回転不足となったが、前日の練習ではノーミスでプログラムを完遂。本番に向けて「半分は気合です」と意気込んでいた。

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