小平奈緒 羽生に感じた“技が決まるたたずまい”「私もこんな雰囲気で」

[ 2018年2月19日 11:34 ]

スピードスケート女子500メートルの金メダル獲得から一夜明け、会見する小平
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 平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで五輪記録を0秒34更新する36秒94の新記録で金メダルを獲得した小平奈緒(31=相沢病院)が快挙から一夜明けた19日、平昌のジャパンハウスで会見。17日にフィギュアスケート男子シングルで日本人最初の金メダルを獲得した羽生結弦(23=ANA)の演技から受けたインパクトについて口にした。

 17日に羽生が日本人最初の金メダルを獲得。小平はレース後「金メダルの道を突破してくれて、勇気をもらって滑りにつなげることができた」と話していたが、実際、羽生の演技はテレビで観戦。その際「リンクに立ったときに、演技に向かう時の姿勢がすでに違う」と感じていたという。

 「何を考えなくても技が決まりそうなたたずまいをしていた」と小平。「私もこんな雰囲気でいけたらいいと考えていた」とし、その言葉通りに、自身のレースで体現してみせた。

 そんな羽生とは「話す機会があれば、けがをしていた期間に論文を読んでいたということなので、どんな論文を読んでいたのか聞いてみたい」と笑顔で話していた。

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