カーリング日本女子 開幕2連勝!デンマークに8−5 勝ち越し許すも終盤逆転

[ 2018年2月15日 11:24 ]

平昌五輪 カーリング女子1次リーグ   日本8―5デンマーク ( 2018年2月15日 )

デンマークを8−5で下して開幕2連勝を飾った日本女子は、試合後、勝利のハグ(AP)
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 平昌五輪は15日、カーリング女子1リーグが行われ、前日14日に米国を10−5で下して白星発進した世界ランキング6位の日本(LS北見)は、同9位のデンマークと対戦。一時は勝ち越しを許しながらも終盤に逆転、8−5で下して開幕2連勝を飾った。

 両チームとも無得点となった第1エンド。有利な後攻をキープして迎えた第2エンドでは、ハウスの中心に一番近い位置に相手のストーンが残る状況で迎えた藤沢五月(26)の最終ショット。コースと強弱が絶妙で相手ストーンを外に動かし、日本の石を2つ残して2点を先制。第3エンドも相手のミスから1点をスチール。序盤に3点をリードした。

 第4エンドで、相手の好ショットから3点を奪われ一気に同点にされ、続く第6エンドでは、藤沢の最終ショットが決まらず1点のスチールを許した。しかし、1点を追う第7エンドでは不利な展開から相手スキップの2連続ミスに乗じ、3点を奪うビックエンドを作って逆転。第8エンドで2点をスチールしてリードを4点に広げると、第9エンドはデンマークが1点を奪ったが、ここでギブアップ。最終第10エンドを残して勝利確定。準決勝進出へ向け、連勝スタートを切った。

 カーリングは、各チームが交互に8回、円形のストーンを投げ、氷上およそ40メートル先の的(ハウス)の中心近くに残ったストーンの数が得点となる。これを10エンド行い、得点を競う。予選ラウンドは出場10チームが総当りで対戦し、成績上位の4チームが準決勝へ進出する。

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