渡部暁斗が前半飛躍3位で後半距離へ、首位と28秒差 ノルディック複合個人NH

[ 2018年2月14日 16:30 ]

平昌冬季五輪   ノルディックスキー複合個人ノーマルヒル ( 2018年2月14日 )

ノルディック複合個人ノーマルヒルで前半3位につけるジャンプを飛ぶ渡部暁斗
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 平昌五輪は14日、ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルが行われ、前半の飛躍で渡部暁斗(29=北野建設)は105・5メートルの123・7点で3位。トップとは28秒差で、後半の距離(10キロ)へ好位置につけた。

 フランツヨゼフ・レーアル(オーストリア)が130・6点で首位、ヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)が126・9点で15秒差の2位。

 渡部善斗(26=北野建設)は114・3点で1分5秒差の8位、永井秀昭(34=岐阜日野自動車)は104・2点で1分46秒差の14位、山元豪(23=ダイチ)は104・0点の1分46秒差の15位で後半距離に臨む。

 渡部暁は今季絶好調だ。すでにW杯でシーズン自己最多の5勝を挙げ、個人総合は首位。金メダルに最も近い男として五輪本番を迎えた。これまでW杯個人総合は2位3度。14年ソチ五輪は個人ノーマルヒルで銀。シルバーコレクターと称されることも多く、五輪金メダルは悲願となる。

 28秒差で迎える後半距離。「かなり前後が詰まっているので簡単に勝てるレースではないが、ベストを尽くして金メダルを獲れるよう、どんな展開になっても臨機応変に対応したい」と意気込みを語った。

 個人ノーマルヒルは前半の飛躍で1本の得点をタイム差に換算。後半10キロのクロスカントリーは飛躍のタイム差で上位からスタートする。

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