カーリング女子 日本白星発進 勝負決めた“ミリ差”の判定「髪の毛1本分くらいの差だった」

[ 2018年2月14日 17:11 ]

平昌冬季五輪   カーリング女子1次リーグ第1試合 ( 2018年2月14日 )

チームメイトに指示を出す藤沢五月(AP)
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 平昌五輪は14日、カーリング女子1次リーグ第1試合が行われ、6大会連続出場となった世界ランキング6位の日本からは「LS北見」の吉田夕梨花(24)、鈴木夕湖(26)、吉田知那美(26)、藤沢五月(26)が出場。同7位の米国と対戦し、10―5で勝利した。

 前半5エンドを終え、8―1と大量リードした日本。ところが、後半最初の第6エンドで米国が一挙3得点。さらに第7エンドでも1点のスチールを許して、点差を3点まで縮められた。勝負の第8エンドでは、両チームのストーンが中心からほぼ同距離に。判定はメジャー測定となったが、ミリ単位の差だったため測定が入念に4度行われ、その結果、日本が1点を獲得。これで流れをつかんだ日本は、第9エンドでも1点をスチール。10―5となったところで米国がギブアップを宣言したため、最終エンドを残して日本の勝利が確定した。

 メジャー測定に立ち会ったサードの吉田知は「髪の毛1本分くらいの差だった」と苦笑い。スキップの藤沢は「とりあえず1勝、良かったなと思う。(五輪は)特別だと思いすぎていた分、案外普通なんだなと思った。氷の上に立ってみたら一緒」と落ち着いた様子だった。

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