金メダル候補の渡部暁斗が韓国入り “極寒五輪”寒さ対策は「覚悟」

[ 2018年2月8日 12:18 ]

韓国入りした渡部暁は穏やかな表情を浮かべる
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 平昌五輪で金メダルの期待が懸かるノルディックスキー複合の渡部暁斗(29=北野建設)が8日、韓国・金浦空港に到着した。

 開催地は厳しい寒さが続き“極寒五輪”の様相を呈している。そんな中、日本のエースの寒さ対策は単純明快だった。「何かできるわけじゃない。僕らは自然の中でスポーツをしている」とし、「寒いなりに覚悟を持って競技場に向かえば。僕だけが寒いわけじゃない」と、「覚悟」をキーワードに挙げた。

 14年ソチ五輪はノーマルヒル個人で銀メダル。今季はW杯で5勝と勢いに乗って4度目の夢舞台に立つ。「金メダルを目標にここに来ている。目標を達成できるようにベストを尽くしたい」。ノーマルヒル個人は14日、ラージヒル個人は20日、団体は22日。覚悟を胸に、渡部が平昌を熱くする。

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2018年2月8日のニュース