羽生「個人種目出る」オーサー・コーチ明言 4回転ルッツ回避

[ 2018年2月6日 05:30 ]

羽生結弦
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 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇が懸かる羽生結弦(23=ANA)を指導するブライアン・オーサー氏が5日、五輪本番会場のある江陵で取材に応じ、右足首故障からの復帰を目指す羽生について「もちろん個人種目は出る」と明言した。故障の原因となった大技の4回転ルッツは回避するという。

 9日からの団体は回避する方向で、16日に行われる個人戦のショートプログラムに照準を合わせる。年明けに練習を再開したばかりだが、オーサー氏は「(ジャンプは)4回転ルッツ以外は全ていい状態だ。彼はトレーニングがよくできている。驚きだ。当然、金メダルが狙える」と復調に太鼓判を押した。

 羽生は昨年11月のNHK杯の公式練習で4回転ルッツに挑み、転倒。右足首のじん帯を損傷し、腱と骨に炎症も見つかった。五輪代表最終選考会を兼ねた昨年末の全日本選手権も欠場したが、昨季の世界選手権優勝などの実績が評価され、代表に選ばれていた。

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2018年2月6日のニュース