錦織、復帰2戦目でV!ストレート完勝で復活手応え「いい1年になると思う」

[ 2018年2月4日 13:41 ]

ダラス・チャレンジャー男子シングルス決勝   錦織圭2―0マッケンジー・マクドナルド ( 2018年2月3日    米テキサス州ダラス )

シングルスで優勝し、トロフィーを持つ錦織圭
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 右手首故障からの復活を目指す世界ランキング27位の錦織圭(28=日清食品)は3日(日本時間4日)、米テキサス州ダラスで行われたツアー下部大会のダラス・チャレンジャー男子シングルス決勝で同158位のマッケンジー・マクドナルド(22=米国)を6―1、6―4で下し、右手首故障から復帰2戦目で優勝を果たした。

 錦織はマクドナルドとは初対戦。お互いにキープしたまま2―1で迎えた第4ゲームを錦織がブレークに成功。さらに、第6ゲームも連続でブレークし、第1セットは6―1で難なく制した。

 第2セットも、第5ゲームに錦織が先にブレーク成功。サービスゲームでも再三ジュースまでもつれ込んだが、粘りのプレーでブレークを許さず、そのまま6―4でセットをものにし、勝負を決めた。

 錦織は昨年8月、右手首の故障を理由にマネジメント会社が年内全休を発表。今年1月23日のニューポート・チャレンジャー1回戦で実戦復帰した際にはデニス・ノビコフ(24=米国)に敗れたが、復帰2戦目で早くも優勝を果たした。

 錦織は「ベストなゲームだった」と試合を振り返り、「今大会はチャレンジだった。大会中にプレーも徐々に良くなっていった」と復活への手応えを口に。チームスタッフに対しては「6カ月かかったけれど、皆の支えがあって復帰することができました」と感謝。「いい1年になると思います」と笑顔でインタビューに答えた。

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