元旭天鵬、初Ｖの栃ノ心を賞賛「彼は圧倒的」平幕優勝の先輩

大相撲初場所１４日目 （ 2018年1月27日    東京・両国国技館 ）

元旭天鵬の友綱親方
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　栃ノ心の前に、平幕優勝を飾っている元旭天鵬の友綱親方は「俺の場合は際どい相撲が何番かあったけど、彼は圧倒的。うちの若い衆にも見習ってほしいよね」と話した。

　１５年名古屋場所を限りに引退した際、現役最後の取組で対戦し、敗れた相手が栃ノ心だった。「実際に肌を合わせて取っているわけだから。あの人が優勝できたのなら俺もできると思ったはずだよ」と話していた。

　▼八角理事長（元横綱・北勝海）栃ノ心は立派だ。大ケガがあったが、よく辛抱した。周りからも支えてもらった優勝だと思う。（３０歳という）年齢を感じさせない。押し込んでからの右四つという自分のスタイルに自信を持てるだろう。大関も十分に狙える。

　▼出羽海審判長（元幕内・小城ノ花）（栃ノ心は）気迫が出ていた。立ち合いの踏み込みも良く、考えて相撲を取っている。場所前の稽古からいい内容だった。ケガで苦しんでいる力士にできるということを、身をもって証明した。

　▼鳴戸親方（元大関・琴欧洲）（栃ノ心は）上半身がムキムキで、下半身が安定している。さらに今場所は力が強くなった。（現役時代の０８年夏場所で欧州出身力士初優勝）