金博洋V、フリーで宇野逆転 五輪本番は「やってきたこと出しきる」

[ 2018年1月27日 21:02 ]

<フィギュアスケート四大陸選手権最終日>男子フリー、表彰式で並ぶ(左から)2位の宇野昌磨、優勝した金博洋、3位のジェイソン・ブラウン(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの四大陸選手権最終日・男子フリーが27日に台湾・台北の台北アリーナで行われた。ショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は4回転フリップの失敗が響き2位。中国のエース金博洋(中国)がSP2位から逆転優勝した。

 金博洋は高さのある4回転ジャンプに成功するなど、安定した演技で、昨年の世界選手権でマークした303・58点の自己ベストに肉薄する合計300・95点と300点超え。「五輪前で練習もハードにこなしていたのですが、今日の試合の内容には満足しています」と振り返った。

 来月の平昌五輪、メダル争いで日本勢のライバルとなるが「メダルの色や順位より、自分自身がやってきたことをしっかり出しきることが大切だと思います。素晴らしい演技ができるようにしたい」と本番への意気込みを語った。

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2018年1月27日のニュース