宇野昌磨、初Vならず フリーで転倒…逆転許し2位 金博洋が初優勝

[ 2018年1月27日 17:12 ]

男子フリー、華麗に滑る宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの四大陸選手権最終日・男子フリーが27日、台湾・台北で行われ、ショートプログラム(SP)1位で平昌五輪代表の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がフリーで順位を落とし初優勝を逃した。0・32点差でSP2位につけた中国のエース金博洋(20)が逆転優勝を飾った。

 宇野は25日のSPで4回転トーループ―3回転トーループの後者を2回転に落とす堅実策を取りながら、今季4度目の100点超えとなる100・49点で首位発進。フリーには金色にも見える上半身が黄色地の新衣装で登場し、優勝を狙ったが、冒頭の4回転ループが回転不足、さらに前半に組み込んだ4回転フリップで転倒するなどミスが響いた。フリー197・45点、合計297・94点だった。

 金博洋はフリーで200・78点、合計で300・95点をマークし、初優勝。SP4位のジェイソン・ブラウン(23=米国)がフリー179・44点、合計269・22点をマークし3位に入った。

 SP3位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)はフリー169・63点、合計260・31点で4位。同10位の無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)は得点を伸ばせず、フリー148・75点、合計225・41点で12位だった。

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