サンダーが5連勝 残り3・3秒にウエストブルックが決勝シュート

[ 2018年1月24日 16:06 ]

残り3.3秒に決勝シュートを決めたサンダーのウエストブルック(AP)
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 NBAは23日に各地で5試合を行い、西地区全体5位にまで順位を上げているサンダーは、地元オクラホマシティーでネッツに109―108(前半47―59)で競り勝って27勝20敗。3連敗のあと5連勝を飾った。試合は第3Q序盤で15点差をつけられるなど苦戦。しかし1点を追って迎えた第4Qの残り3・3秒、この日32得点のラッセル・ウエストブルック(29歳)がドライブインからレイアップを決めて試合をひっくり返した。

 ネッツは18勝30敗。残り7・8秒、スペンサー・ディンウィディー(24歳)がシュートを決めて108―107としたが、最後はウエストブルックの個人技に屈する形となった。

 東地区全体首位のセルティクスは敵地ロサンゼルスでレイカーズに107―108(前半53―45)で敗れて34勝14敗。球宴先発メンバーの1人、カイリー・アービング(25歳)が33得点を挙げたが、チームは4連敗となった。

 レイカーズは18勝29敗。新人カイル・クーズマ(22歳)が5本の3点シュートなどで28得点を稼いで強敵をなぎ倒した。

 ただしリーグ最下位の成功率(68・8%)となっているフリースローはこの日も不振。36本中21本の成功にとどまり(成功率58・3%)、第4Qの残り5秒でもケンタビアス・コールドウェルポープ(24歳)が2本とも外すなど、詰めの甘さを露呈した。

 リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでニックスを123―112(前半58―60)で退けて38勝10敗。球宴で主将を務めるステフィン・カリー(29歳)が8本の3点シュートなどで32得点をマークし、今季初の連敗は阻止した。

 カリーとともに球宴での先発が決まっているケビン・デュラント(29歳)は14得点と自己最多の14アシストを記録。しかし残り2分50秒、審判に暴言をはいて2度目のテクニカル・ファウルを宣告されて退場処分となった。

 ニックスは21勝27敗。このカードでは7連敗を喫し、ロードでは6勝18敗となった。球宴のリザーブに選出されたクリスタプス・ポルジンギス(22歳)は練習中に左膝を痛めて欠場。ここ4戦では3敗目となった。

 <その他の結果>

キングス(14勝33敗)105―99*マジック(14勝33敗)

*スパーズ(31勝18敗)114―102キャバリアーズ(27勝19敗)

 *はホーム

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