STアン、平昌出場できず ドーピング関与と報道

[ 2018年1月23日 07:42 ]

 スピードスケート・ショートトラック男子で計6個の五輪金メダルを獲得したビクトル・アン(ロシア)が、2月の平昌冬季五輪出場を禁じられたと22日、タス通信など複数のメディアが関係者の話として報じた。ロシアの国ぐるみの不正を指摘した世界反ドーピング機関(WADA)調査チームの報告書に関与が言及され、個人資格で参加できる同国選手の選定から漏れたという。

 国際オリンピック委員会(IOC)は平昌五輪に出場の可能性があるとして予備登録された500人のうち111人を除外したと19日に発表した。報道によるとアンの他に男子2選手が外れた。

 32歳のアンは韓国代表の安賢洙として2006年トリノ五輪で3種目を制し、国籍変更後の14年ソチ五輪で再び3冠。母国の韓国で開催される平昌五輪へ意欲を示していた。(共同)

続きを表示

2018年1月23日のニュース