スキー平昌代表23人追加発表 モーグル堀島初選出「全力で」

[ 2018年1月23日 05:30 ]

フリースタイルスキー平昌冬季五輪代表に選ばれ、記者会見する男子モーグルの堀島
Photo By 共同

 全日本スキー連盟は平昌五輪代表23人を発表した。フリースタイルスキー男子モーグルでは20日のW杯(カナダ・トレンブラン)で初優勝した世界選手権2冠の堀島行真(20=中京大)が初選出された。既に決定していた23人と合わせて計46人で五輪に臨む。日本選手団の選手総数は122人となり、前回ソチ五輪の113人を上回って海外の冬季五輪で最多となった。

 W杯を戦ったカナダからの帰国直後に会見に臨んだ堀島は初の夢舞台に「しっかり全力で滑りきることは必ず成し遂げたい。そうすれば金メダルはついてくると信じている」と表情を引き締めた。昨季から13連勝中だったミカエル・キングズベリー(25=カナダ)を抑えてのW杯初勝利。絶対王者からは祝福の言葉を受け「認めてくれて、結果を受け止めてくれてる感じがうれしかった」と笑顔を見せた。

 昨季の世界選手権と同様、完璧な滑りでプレッシャーをかけて、最終滑走のキングズベリーのミスを誘い「彼は追い込まれたときにミスをする。これまで2回あった。3回目が平昌になる」と攻略の糸口をつかんだ。「(キングズベリーの闘志に)また火を付けた。まずいかな」と冗談めかした。

続きを表示

2018年1月23日のニュース