鶴竜が全勝対決制す 御嶽海も初日から7連勝

[ 2018年1月20日 18:00 ]

大相撲初場所 7日目 ( 2018年1月20日    両国国技館 )

<大相撲初場所7日目>栃ノ心(左)を寄り切りで下す鶴竜
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 大相撲初場所は20日、両国国技館で7日目が行われ、結びの一番で横綱・鶴竜が前頭3枚目の栃ノ心を寄り切りで下して、全勝対決を制した。関脇の御嶽海も初日から7連勝とし、全勝は鶴竜と御嶽海の2人となった。

 4場所連続休場からの再起を目指す鶴竜。白鵬、稀勢の里が相次いで休場し、一人横綱の場所となったが「そこは気にせず、自分の相撲に集中」と平常心の相撲で、初日から6連勝と好調の栃ノ心に土をつけた。

 関脇の御嶽海も、前頭2枚目の嘉風を引き落としで下して初日から7連勝。7場所連続の勝ち越しへあと1勝とした。全勝だった前頭16枚目の朝乃山は、前頭13枚目の大栄翔に押し出され1敗に後退。大関陣は、豪栄道が貴景勝を退けて2敗を守ったが、高安が逸ノ城に敗れ、連敗で3敗目を喫した。

 7日目を終えて、全勝は鶴竜と御嶽海の2人。1敗で平幕の栃ノ心、松鳳山、朝乃山、大栄翔の4人が追う展開となっている。

 ▼御嶽海の話 引いたのがもったいなかった。(冷静な相撲は)相手がよく見えています。

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