朝乃山6連勝、石浦対策お見事!得意の形捨てて突っ張り応戦

[ 2018年1月20日 05:30 ]

大相撲初場所6日目 ( 2018年1月19日    東京・両国国技館 )

石浦(左)を押し出す朝乃山(右)
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 平幕・朝乃山が6連勝でトップ並走だ。得意な右差し左上手の形にこだわらなかった。なんとか懐に入ろうとする石浦に、突っ張りで応戦。下から右をのぞかせて相手を起こしながら押し出した。

 新十両の昨年春場所前に、出稽古に来た石浦と胸を合わせたといい「中に入ると強い」とインプット。師匠の高砂親方(元大関・朝潮)からは「今日は突き放していけ」とアドバイスを受け、練っていた対策をしっかりと本土俵で実行した。

 21日は母校、富山商相撲部元監督の浦山英樹さん(享年40)が1年前に急逝した日。冥福を祈って故人にゆかりの化粧まわしをつけて土俵入りする予定。7日目も勝って、命日にストレート給金を天国へ届ける。

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2018年1月20日のニュース