高梨沙羅 今季最高2位も…歴代単独最多54勝目持ち越し 自己最長7戦連続Vなし

[ 2018年1月14日 12:34 ]

女子スキージャンプW杯札幌大会で今季最高の2位となった高梨沙羅
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会最終日は14日、札幌市宮の森ジャンプ競技場で個人第6戦(ヒルサイズ=HS100メートル)が行われ、今季初勝利とジャンプの男女を通じて歴代単独最多となる通算54勝目を目指す高梨沙羅(21=クラレ)は90メートル、93メートル、合計231・4点で2位。初優勝はまたも持ち越しとなったが、今季最高位とした。

 マレン・ルンビ(23=ノルウェー)が95・5メートル、98・5メートルで合計251・6点をマークし、連勝で今季4勝目。1本目2位につけていたカタリナ・アルトハウス(ドイツ)が2本目、89メートルと失速。1本目3位の高梨が2本目に距離を伸ばして2位となった。今季第5戦までトップ2を独占していた2選手の牙城を初めて崩し、今季最高位に食い込んだ。

 それでも、今季はこれで6戦連続、昨季を含めると自己最長となる7戦連続優勝なしとなった。

 その他日本勢は伊藤有希(23=土屋ホーム)が5位、岩渕香里(24=北野建設)が10位、勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)が23位、岩佐明香(21=日大)が29位だった。小林諭果(23=CHINTAI)は予選落ちした。

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