モーグル遠藤が4位 悔しさあらわ「決めきれない自分に不満」

[ 2018年1月8日 05:30 ]

フリースタイルスキーW杯 モーグル第4戦 ( 2018年1月6日    カルガリー )

男子モーグル決勝2回目 コブを攻める遠藤
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 日本勢は男子の遠藤尚(忍建設)が唯一、上位6人による決勝2回目に進出し、82・91点で4位に入った。ミカエル・キングズベリー(カナダ)が開幕からの連勝を4に伸ばし、通算46勝目を挙げた。昨年3月の世界選手権2冠の堀島行真(中京大)は決勝1回目で敗れて12位、西伸幸(マンマーノフーズ)が13位、原大智(日大)15位、四方元幾(愛知工大)16位だった。藤木豪心(立命大)は予選で敗退した。女子で5日の予選を通過した住吉輝紗良(北海道・倶知安高)は決勝1回目で敗退して15位。ブリトニー・コックス(オーストラリア)が今季2勝目となる通算9勝目を手にした。

 今季2度目の4位に終わった遠藤の顔に悔しさがにじんだ。カルガリー入りしてから好調を実感していただけに「しっかり決めきれない自分に不満だし、腹が立つ」と吐き捨てるように言った。

 集大成と定める平昌での金メダル獲得に向けて、もどかしい現状を打ち破りたい。日本チームの大黒柱は「出し切れていない力を残りの試合で出せるように、練習から攻める滑りをしていきたい」と巻き返しを期した。

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2018年1月8日のニュース