大阪桐蔭、守備で粘り勝ち!8日決勝19季ぶり“大阪勢対決”

[ 2018年1月6日 05:30 ]

第97回全国高校ラグビー準決勝   大阪桐蔭12―7桐蔭学園 ( 2018年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<大阪桐蔭・桐蔭学園>前半8分、杉原(中央)の先制トライを喜ぶ大阪桐蔭フィフティーン
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 ロスタイムから始まった桐蔭学園の猛攻は8分間、実に64回にも及ぶ連続攻撃となったが、大阪桐蔭は1回も反則をせず、完全に受け止めた。最後は自陣ゴール前1メートルまで約70メートルも押されたが、SH松山将がボールに絡んで相手の反則を誘発。1トライ1ゴールで逆転される12―7の点差を何とか守り切った。

 綾部正史監督は「3年間の積み重ねが最後に出た。ディフェンスの粘り勝ち。選手はフラフラだったけど、心がこもっていた」と賛辞を贈った。同校初の決勝進出は、鍛えてきた守備力でたぐり寄せた。決勝は78回大会以来の大阪勢決戦。綾部監督は「選手たちのおかげで決勝に立たせてもらえる。うちのやってきたことをシンプルに出したい」と抱負を口にした。

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2018年1月6日のニュース