東海大仰星 プレースキック練習徹底 東福岡相手に接戦を想定

[ 2018年1月5日 05:30 ]

全国高校ラグビー5日準決勝

黙々とプレースキックの練習を行う東海大仰星・河瀬
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 第97回全国高校ラグビー大会の準決勝2試合は点を目指す東海大仰星(大阪第2)は4日、大阪府枚方市の学校で練習。東福岡(福岡)に敗れた昨年度決勝でミスを犯したWTB河瀬諒介(3年)は、1時間半をかけてプレースキックの猛練習。リベンジに意欲を示した。

 予期せぬミーティング免除だった。全体練習前、東海大仰星の湯浅大智監督が河瀬ら3人のキッカーに言い渡したのは、プレースキックの練習だった。恒例の作戦会議に出席せず、約1時間半ひたすら蹴り込んだ河瀬は「ミーティングに出ないのは初めて。“最後は2点で勝負が決まるぞ”と先生に言われた」と明かした。

 高校日本代表候補8人を擁する東福岡は、同3人の東海大仰星よりもタレント力で上。ならば圧勝は考えづらく、接戦をものにするためにはトライ後のコンバージョンが鍵になる。21―28で敗れた昨年の決勝では、後半28分に敵陣深くで痛恨のノックオン。「あれを一生忘れることはない」と語った河瀬が、リベンジに全身全霊を注ぐ。

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2018年1月5日のニュース