加藤条治 4大会連続五輪代表!今度こそ金メダル「チャンスはある」

[ 2017年12月30日 19:18 ]

<スピードスケート平昌五輪日本代表選手選考競技会最終日>笑顔で代表発表会場に入る加藤条治(左)
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 スピードスケートの男子500メートルで4大会連続の五輪代表となった加藤条治(32=博慈会)は、「過去3大会は金メダル候補と言われながら取れなかった。今回は金メダル候補と言われていないので、だからこそ金メダルを取って自分の力を証明したい」と気合を入れた。

 10年バンクーバー五輪は銅メダル。同大会で銀メダルを獲得した長島圭一郎が、今回の代表選考会を終えて現役引退を表明した。「寂しさはやっぱりある」としながらも、「十分やりきったのは分かるし、いい引退だったと思う」。今選考会のレース前、加藤は長島から背中を叩かれた。「いろんなものを感じ取った。それで十分でしょ、2人の間は」。長年、500メートルをけん引してきた盟友の思いも背負って、夢舞台に立つ。

 平昌だけを見据えて調整を進めており、状態は「まだ6、7割」と言う。本番までのカウントダウンが進む中、「ここからまた、さらにギアを上げていく」と自信満々だ。本命不在の500メートル。「最後、五輪でぶち当ててやるぞ、という気持ち。チャンスはある」。加藤のターゲットは、黄金の勲章だけだ。

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