男子は日本アマ２位・中島、女子は長野　ともに４差首位発進

スポニチ主催平成２９年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会第１日 （ 2017年12月26日    千葉県一宮町　一の宮カントリー倶楽部　男子＝６４９０ヤード、パー７０　女子＝６２２９ヤード、パー７１ ）

関東高校ゴルフ選手権冬季大会男子決勝の部　１２番、バンカーショットを打つ中島
Photo By スポニチ

　男子は日本アマ２位の中島啓太（東京・代々木２年）が３連続２回を含む８バーディーを奪い６アンダー６４で、女子は５バーディー、２ボギーの長野未祈（千葉・麗沢２年）が３アンダー６８で共に２位に４打差をつけ単独トップに立った。最終日も１８ホールで争われ、男子の上位３８人、女子３３人が来年３月の全国大会（滋賀・富士スタジアムＧＣ）に進出する。

　男子首位に立った中島は「今日は４メートル前後のパットがよく入ってくれました」と笑みがこぼれた。スタートの１０番で左にＯＢしながら１５番からの３連続バーディーで巻き返し、７番で６メートルを沈めると再び３連続バーディーで締めた。日本アマ２位、日本アマチュアランキングで５位も、８月の全国高校は腰痛のため２日目に棄権、翌週の日本ジュニアは欠場。現在は腰痛と闘いながらドライバーのパワーアップを目指しており、この日は１４ホールで１Ｗを使い６４に結びつけた。

　≪長野「狙い通り打てた」≫女子首位の長野は「ピンの手前に付ける作戦で、後半は狙い通り打てました」とインで３バーディー、ノーボギーの３２。昨年の日本女子オープンでは３日目トップに立ち一躍脚光を浴びた。今季は日本ジュニアで２位に入ったものの、交通事故や右足首の捻挫などで振るわず、公式戦も３カ月ぶりの出場。「まだ安定しませんが、２日間６０台で優勝できれば」と初優勝に挑む。