竜電 大ケガ、9場所連続休場乗り越え新入幕「来年は三役を」

[ 2017年12月27日 05:30 ]

大相撲初場所新番付発表

新入幕の竜電(右)は番付を手に高田川親方と笑顔
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 大ケガを乗り越えた竜電(高田川部屋)が新入幕を果たした。22歳だった12年九州場所で新十両に昇進したが、その場所で右股関節を負傷。計3度の骨折で9場所連続休場を強いられたが、我慢を続けてはい上がった。「(番付の)一番上に載るのが夢だった。頑張ってきたかいがあった」と感慨に浸った。

 関取経験者が序ノ口転落後に新入幕となるのは、92年九州場所の琴別府以来史上2人目。高田川親方(元関脇・安芸乃島)は「ここからが本当の相撲人生のスタート」と期待を寄せ、竜電は「来年は三役昇進を目指す」と誓った。

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2017年12月27日のニュース