ゴリ清水大暴れ19点 男子パナソニックが5年ぶりV

[ 2017年12月25日 05:30 ]

バレーボール全日本選手権最終日 ( 2017年12月24日    東京・大田区総合体育館 )

第3セット、スパイクを放つパナソニック・清水
Photo By 共同

 男女の決勝が行われ、男子はパナソニックが豊田合成を3―1で退け、2007年に現在の大会形式となってからは5年ぶり4度目の優勝を果たした。女子はトヨタ車体がデンソーをフルセットの末に3―2で下し、9年ぶり2度目の優勝を飾った。

 傷の癒えたゴリこと清水邦広(31)がコート上で大暴れだ。「目指すのは代表、五輪。目の前の目標をクリアしていけば道は開けていく」とスパイクでチーム最多19点を挙げ、全日本復帰へ強烈なアピールをした。昨年12月に負傷した右足甲の疲労骨折から今年5月に戦列復帰。Vリーグでは首位をひた走るチームをけん引するまでに完全復活した。「1年前は地獄のようだったが、諦めなければ自分に返ってくる」と地道なリハビリに取り組んできた。17年を有終の美で飾り、「終わりよければ全て良しですね」と話す笑顔にこれまでの努力のあとがにじみ出ていた。

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2017年12月25日のニュース