トヨタ自動車4強!最終戦で決勝トーナメント進出決めた

[ 2017年12月25日 05:30 ]

ラグビートップリーグ最終節   トヨタ自動車39-33神戸製鋼 ( 2017年12月24日    パロマ瑞穂 )

<トヨタ自動車・神戸製鋼>前半24分、WTBヘンリー・ジェイミー(左)は中央を抜け出し、指をさし喜びながらトライを決める
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 最終節8試合が行われ、トヨタ自動車は神戸製鋼に39―33で競り勝ち、レッド・カンファレンス(紅組)2位で来年1月6日の日本選手権兼決勝トーナメント進出を決めた。07年W杯フランス大会で南アフリカを率いて優勝に導いたジェイク・ホワイト新監督(54)の下、ルーキー姫野和樹(23)を主将に抜てきするなどチーム改革を断行した古豪が復活を遂げた。

  試合開始が1時間早かった東芝が敗れて決勝トーナメント進出が決定。それでもトヨタ自動車は自力で4強最後の1枠をつかんだ。1点を追う終了間際に連続攻撃からクロニエが抜け出し逆転トライ。ビデオ判定となったが、正式に認められるとフィフティーンは手を取り合った。

 前半に一時21点ものリードを奪ったが、後半にシンビン2人を出して逆転を許す展開。自身も反則の繰り返しで10分間退場したフランカー姫野主将は「キャプテンがグラウンドにいなかったのは一番の反省。苦しい時間帯だったが、踏ん張るんだという気持ちをみんなが持っていた」と仲間に感謝した。

 大会方式こそ異なるが、リーグ4強は10〜11年シーズン以来7季ぶり。ホワイト監督は「ここからまた新しいトーナメント。また違う大会が始まったという認識でいきたい」と気を引き締めた。

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2017年12月25日のニュース