刑事 五輪3つ目の椅子へ「調子が上がっている」 負傷の羽生気遣う

[ 2017年12月20日 17:33 ]

 フィギュアスケートの全日本選手権の公式練習が20日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで始まり、平昌五輪男子代表の3枠目を狙う昨年2位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大)は「調子が上がっている。一番いい状態」と手応え上々だ。

 代表入りを確実にしている同学年の羽生結弦は右足首を捻挫して欠場した。田中も10月に右腸腰筋を痛めて滑れない時期あり、「お互いケガをしている時に連絡を取り合って、全日本で滑れたらいいな、と話していた。寂しいけれど、彼の分も少しでも頑張りたい」と友人を気遣った。

 3枠目は無良崇人、村上大介らと争う。羽生と一緒に五輪に行くために「持っているものを出し切れば結果はついてくる」と自信たっぷりに語った。

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2017年12月20日のニュース