“角界のマツコ”宝富士、大金星!24歳の歯科助手と結婚「女神さま」

[ 2017年12月18日 13:26 ]

<宝富士結婚会見>結婚報告会見を開き英莉乃さんを抱き上げる宝富士(左)
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 「角界のマツコデラックス」が大金星を奪取した。東前頭5枚目の宝富士(30=伊勢ケ浜部屋)が18日、東京都江東区の同部屋で会見し、千葉県市川市出身の歯科助手、英莉乃さん(24=旧姓田中)と9月11日に結婚したことを発表した。宝富士は「これ以上、すてきな女性は現れないと思った」と新婦の横で満面に笑みを浮かべた。

 出会いは2年前の10月、秋巡業の最中に開かれた食事会で、後援会関係者に紹介された。「すごくきれいでかわいくて、笑顔がすてきで。自分がひと目ぼれした」。そこから、おっとりとした性格からは想像できない積極的なアプローチが始まった。直後の九州場所中もこまめに連絡を取り、12月に再会した時に告白。英莉乃さんは「いつも笑わせてくれて、楽しい人だったな」と好感を抱いており、交際に発展した。

 “心の支え”を得たことで、相撲にも好影響が出始めた。出会った直後の15年九州場所は10勝を挙げ、16年秋場所では新関脇に昇進。婚姻届を提出した今年秋場所は9勝6敗ときっちり勝ち越し、九州場所は7勝8敗と負け越したものの、9日目に稀勢の里を破って金星を挙げた。「幸運の女神さまです」と、のろけは止まらなかった。

 プロポーズは今年8月28日。英莉乃さんの自宅で、しゃぶしゃぶを食べる前に伝えた。突然、立ち上がってからひざまずき、指輪を持って「僕と結婚してください」という“王子スタイル”だった。その指輪は「今年の懸賞金の手取りより、間違いなく多い。頑張りました」という豪華なもの。宝富士は206本の懸賞を得ており、手取りは618万円。宝富士の認識に誤りがなければ、600万円超えとなる。

 交際から結婚までを相撲に例え「電車道ですね。(15年初場所2日目に鶴竜を破った)最初の金星よりうれしい。大金星です」と感慨に浸った。そして「さらに上を目指して頑張っていきたい」と活躍を誓った。英莉乃さんは「健康面のことも考えて、料理ももっと勉強していきたい。安らげる家庭をつくりたい」と話した。

 秋場所後に同居が始まったが、秋巡業、九州場所、冬巡業と続いたため、一緒に過ごせる時間は少なかった。挙式披露宴も未定。「これから(本格的に)生活していきたい。子供は2、3人ぐらいほしい」。幸せいっぱいに未来予想図を語った。

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