サントリー快勝、紅組1位通過 初先発の豪代表マクマーン躍動

[ 2017年12月18日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第12節最終日 ( 2017年12月17日    秩父宮ほか )

<サントリー・神戸製鋼>勝利し喜ぶサントリーフィフティーン
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 4試合が行われ、すでに日本選手権を兼ねた決勝トーナメント(T)進出を決めていた昨季王者のサントリーは神戸製鋼に24―7で勝ち、1節を残してレッド・カンファレンス1位通過を決めた。ホワイト・カンファレンスではパナソニックが3位のリコーに50―7で圧勝。これにより、この日は試合のなかったヤマハ発動機の決勝T進出も決まった。

 現役バリバリのオーストラリア代表が躍動し、サントリーが紅組1位通過を決めた。10日に来日し、11日に練習に合流したばかりのNo・8マクマーンが初出場初先発で前半13分には初トライも記録。23歳ながら26キャップのキャリアを誇る男は「思った以上に速いテンポの試合だったが、勝利に貢献できたかな」とほほえんだ。

 当初は来季から加入予定だったが、同国元代表のNo・8スミスがケガで離脱。バカンス中の緊急来日要請にもかかわらず快諾し、いきなりワールドクラスのプレーを披露した。沢木敬介監督も「素晴らしい。合流1週間もたってないのにチームに適応している」と大絶賛した。昨季無敗王者も今季はパナソニックに敗戦。その試合では存在しなかった“隠し玉”がV2への使者となる。

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2017年12月18日のニュース