日体大 選手が決めたエントリーの16人 渡辺監督「僕が見ているのは選手の一部なので」

[ 2017年12月13日 20:28 ]

公開練習を行った日体大
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 第94回箱根駅伝(来年1月2日、3日)に臨む前回総合7位の日体大が13日、横浜・健志台キャンパスで練習を公開。今回エントリーされた16人について、渡辺監督は「選手が自分たちで選びました」と説明した。

 オーダー表を配られた選手は「監督になったつもり」(渡辺監督)で理由を添えて候補を記入するという。第1段階で18人が決まり、今度はそのメンバーで合宿を行い、ミーティングを実施。そこで「ベストタイム案」「実績案」など選手の考えによって選考方法が絞られて最後の16人を主将らが決定する。

 渡されたメンバー表を見た時、渡辺監督は「ここはちょっと替えたほうが…」と納得し難い部分もあったという。だが結局は、「僕が見ているのは選手の一部なので」と学生の意見を尊重した。

 前回は6区の秋山が区間賞の活躍で復路3位となり、往路13位いから追い上げ総合7位となった。“下り王子”のような中心選手は不在ながら今回の目標は総合3位と高い。10月の出雲駅伝は3位。箱根へとつながる力走を見せており、渡辺監督は「東海大と青学大が2強。駒大、東洋大、神奈川大も強いと思うが、総合力では負けないと思う」と言い切った。

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2017年12月13日のニュース