高木美 小平と同走も今季3度目2位に「悔しいっすよ」

[ 2017年12月12日 05:30 ]

スピードスケートW杯第4戦 女子1000メートル ( 2017年12月10日    米ユタ州ソルトレークシティー )

女子1000メートル 2位の高木美帆
Photo By 共同

 23歳の闘争心に火が付いた。最終組で小平と同走して今季3度目の2位となった高木美。自己ベストを大幅に更新したが、相手が速すぎた。レース後は小平と手を取って健闘を称え合ったが、「悔しさしかない。悪くないレースをしたと思えるからこそ、完敗に力の差を感じた」と唇をかんだ。

 同じく同走だった第2戦で0秒46だった差は、0秒54に開いた。「同走者の世界新は悔しいっすよ。1000メートルへのモチベーションを上げる要素としては、十分すぎる」。1500メートルを今季全勝し、メダルは厳しいとみられた3000メートルでも優勝した。中長距離で既に十分すぎる活躍を見せているが飽き足らない。負けたままでは終わらない、とばかりの顔つきだった。

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