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【記者の目】IOC リオでの弱腰から一転…東京五輪への警告

ロシア 平昌五輪除外決定

理事会後に記者会見するIOCのバッハ会長
Photo By 共同

 今回のIOCの決定は事前の予想通りで、特別な驚きはない。前回のリオ五輪で出場可否の判断を競技団体(IF)に丸投げして批判されたIOCにとって、再び弱腰だとの批判を避け、同時にロシアとの関係を修復不可能な状態まで追い込まないためにはこれしかなかったというのが実情だ。

 個人参加には厳しい条件が付けられたと報じられているが、過去にドーピング違反を犯していないのは選手として当たり前の話で、事前の検査は程度の差こそあれ、他国の選手も平等に義務づけられている。個人での参加を望む選手をIOCが問答無用で拒否できるはずもなく、結局はそれなりの人数の選手が平昌に出場することになるだろう。

 要は今回の処分はロシアに対しての最後通告であり、これでもダメなら冬季大会よりさらに規模の大きい次の東京では完全に追放しますよという警告だ。そのシグナルをロシアが正しく理解できるかどうか。もし平昌をボイコットするという誤った判断を下すようなことがあれば、取り返しのつかないことになるのは間違いない。(編集委員・藤山 健二)

[ 2017年12月7日 09:30 ]

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