スティーラーズが7連勝で10勝目 AFCの首位に並ぶ

[ 2017年12月5日 16:24 ]

決勝FGを決めたスティーラーズのボズウェル(AP)
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 NFLは4日、シンシナティ(オハイオ州)で第13週の残り1試合を行い、AFC北地区首位のスティーラーズが23―20(前半3―17)で地元のベンガルズに逆転勝ち。第3Qを終えて10点を追いかける苦しい展開だったが、第4Qの残り3分51秒にQBベン・ロスリスバーガー(35歳)がWRアントニオ・ブラウン(29歳)に6ヤードのTDパスを通して追いつき、残り4秒からのプレーでキッカーのクリス・ボズウェル(26歳)が38ヤードのFGを成功させて今季10勝目(2敗)を挙げた。

 ボズウェルは前週のパッカーズ戦(11月26日)でも終了間際に53ヤードのFGを成功させて31―28での勝利に貢献。2試合連続で土壇場で貴重な3点をチームにもたらした。

 同地区3位のベンガルズは5勝7敗となってプレーオフ進出は絶望的。AFCではペイトリオッツ(東地区首位=10勝2敗)とスティーラーズが同率でトップに並んでおり、両者は第15週(17日)にスティーラーズの地元ピッツバーグ(ペンシルベニア州)で激突する。

 ただしスティーラーズはこの試合の第1Qにチーム最多のタックル数(87)を記録していたLBのライアン・シェイジアー(25歳)が、ベンガルズの新人WRジョシュ・マローン(21歳)をタックルした際に背骨を痛めて病院に直行。“天王山”を前にして守備陣の柱を欠くおそれが出てきた。

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