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年間最多黒星51敗も土俵に上がり続けた松鳳山 勝利数は稀勢と一緒

松鳳山
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 日馬富士の暴行問題で揺れた九州場所は、白鵬の40回目の優勝で幕を閉じた。史上最強横綱は春場所で途中休場、秋場所は全休しながら、56勝を挙げて2年ぶりに年間最多勝に返り咲いた。その陰で、最も多くの黒星を喫したのは松鳳山だった。年6場所90日間、幕内の土俵に上がり続け、51敗した。



 松鳳山は初場所から秋場所までの成績は36勝39敗。福岡県出身でご当地となった九州場所は東前頭3枚目で迎え、横綱、大関と総当たりする地位だった。初日に関脇・嘉風を破り、2日目には関脇の照ノ富士も撃破した。7日目には大関・豪栄道にも土をつけた。1大関、2関脇に勝ちながら、その他は全て黒星となった。14日目終了時点では50敗で輝と並んでいたが、輝は千秋楽に遠藤に勝利。豪風が千代の国に敗れて50敗となったが、その直後の取組で碧山に敗れ、単独の最多黒星となってしまった。



 なお、幕内の黒星ランキングは以下の通り(カッコ内は初場所からの黒星)。



 (1)松鳳山51(8、10、9、5、7、12)

 (2)豪風50(5、10、11、7、9、8)

 (2)輝50(7、8、6、10、11、8)

 (4)正代49(8、11、5、10、9、6)

 (4)宝富士49(9、8、12、6、6、8)

 (4)隠岐の海49(11、5、12、10、7、4)

 (4)勢49(7、10、6、11、9、6)

 (4)栃煌山49(12、5、9、3、9、11)

 (4)千代翔馬49(8、6、10、10、7、8)

 (10)荒鷲47(9、10、8、7、6、7)

 (10)千代の国47(6、6、13、7、6、9)

 (10)大翔丸47(8、8、7、8、5、11)



 もちろん、多くの黒星を喫するには幕内の土俵に上がり続けることが必要。今年は53人が幕内番付に名を連ねたが、年6場所とも幕内だったのは30人。その中で、休場がなかったのは18人だけ。上の黒星ランキング10傑では、荒鷲以外は全て90日間皆勤している。



 松鳳山は51敗した一方で、39勝を挙げている。今年は横綱、大関の休場が目立ち、39勝は稀勢の里の年間勝利と同じ数だ。皆勤が1場所だけだった鶴竜はわずか18勝にとどまり、大関から陥落した照ノ富士は31勝。松鳳山は初場所で日馬富士を、春場所では鶴竜を破って金星を獲得しており、負けの数は多くてもインパクトは残している。さらに、幕内では34場所510日間、休みなく土俵に上がり続けている。その奮闘ぶりは称賛に値する。



 来年初場所の番付では、前頭の2桁台まで下がる可能性もある。いかつい風貌ながら、性格は極めて明るい松鳳山。年間最多黒星をバネに、来年は今年以上に暴れてくれると信じている。(佐藤 博之)

[ 2017年12月4日 10:30 ]

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