NFLジャイアンツのQBマニングの連続先発出場記録がストップ 次戦は欠場

[ 2017年11月29日 14:42 ]

先発の連続出場記録が途絶えるジャイアンツのQBマニング(AP)
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 NFLジャイアンツのエースQBイーライ・マニング(36歳)が2004年11月21日(対ファルコンズ戦)から続けてきた歴代2位の連続先発出場記録が210試合で途切れることになった。

 ベン・マッカドゥー監督(40歳)が28日、次週(12月3日)のレイダース戦では控えQBだったジーノ・スミス(27歳)を先発させる意向を示したもので、ジョン・マーラ・オーナーとジェリー・リースGMも承諾。同監督はマニング本人にレイダース戦に先発するかどうかの“選択権”を与えたが、本人は「記録を更新するためにプレーするのは本意ではない」と、目に涙を浮かべながら13年間にわたって築いてきた記録に終止符を打つことを受け入れた。

 ジャイアンツは5試合を残した段階で2勝9敗。プレーオフ進出の可能性は絶たれており、過去スーパーボウルで2度MVP(2008年、2012年)に輝いたマニングを無理に出場させる理由がなくなっていた。しかも今季はすでに29回のサックを浴びており、来年1月3日で37歳になることを考えると年齢的なリスクが高まっていた。なおQBの連続先発出場記録はブレット・ファーブ(元パッカーズほか)の297試合。マッカドゥー監督は“マニング時代の終焉(しゅうえん)”については言及しなかった。

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