完全復活の宮原 休養乗り越え…「思いもよらない結果ですごくうれしい」

[ 2017年11月27日 08:50 ]

フィギュアスケート グランプリシリーズ最終戦 スケートアメリカ最終日 ( 2017年11月26日    米国・レークプラシッド )

スケートアメリカ女子で優勝した宮原知子のフリーの演技 (AP)
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 首位で発進した宮原がフリーでも完璧な演技を見せ、合計214・03点で2015年のNHK杯以来のGP2勝目を挙げた。

 今年1月に左股関節の疲労骨折が判明。約11カ月ぶりの復帰を果たした第4戦のNHK杯では5位に終わったものの「違和感も痛みもない。あとはもっと上げていくだけで、点数はついてくると思う」と手応えをつかみ、今大会に臨んでいた。

 流れるようにジャンプを決め、華麗なステップに観客も手拍子。納得の滑りにキスアンドクライでは得点が出ると右手でガッツポーズを作ってみせた。

 「まさか優勝できるとは思ってなかった。思いもよらない結果ですごくうれしい」と宮原。休養を乗り越えての完全復活に「つらい時期を乗り越えて良かった」としみじみ語った。

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