レイダース対ブロンコス戦でボクシングさながらの大乱闘 3選手が退場

[ 2017年11月27日 11:16 ]

乱闘を演じたクラブツリーとタリブ(左)(AP)
Photo By AP

 かねてから犬猿の仲だったNFLレイダースのWRマイケル・クラブツリー(30歳)とブロンコスのCBアキブ・タリブ(31)が26日にオークランド(カリフォルニア州)で行われた第12週の試合でいきなり大げんか。開始3分4秒、レイダースのランプレーが終わったところでブロンコスのベンチエリアで取っ組み合いの乱闘を引き起こし、いったん引き離されたあとはボクシング・スタイルで殴り合いを始めた。

 審判に接触したレイダースのガード、ゲーブ・ジャクソン(26)を含め、計3人がこの時点で退場処分。タリブとクラブツリーは昨季に対戦した2試合でも一触即発のもみ合いを演じており、かねてから犬猿の仲だった。

 試合は地元のレイダースが21―14(前半14―0)で勝利を収めて5勝6敗。守備陣がブロンコスのパクストン・リンチ(23)とトレバー・シミアン(25)の両QBに計5回のサックを浴びせてオフェンスを寸断した。

 AFC西地区ではチーフスが首位だが、この日ビルズに敗れて6勝5敗。5勝6敗のチャージャーズとレイダースがチーフスを追う展開となっており、地区優勝争いが激しくなってきた。

 同地区4位のブロンコスは7連敗で3勝8敗。プレーオフ進出は絶望となった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年11月27日のニュース