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五輪開催国枠なし、試練は「チャンス」 男子バスケきょうW杯予選豪州戦

バスケ男子日本代表のエース比江島慎はフィリピン戦で20得点したものの、黒星発進に渋い表情
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 バスケットボール男子の19年W杯中国大会アジア1次予選が今月24日に開幕し、20年東京五輪にもつながる長い戦いが始まった。

 まだ一般には馴染みの薄いバスケットボールのW杯。以前は「世界選手権」の名称で、4年に1度実施されていたが、前回14年大会から「W杯」に名称を変更した。また、これまでサッカーW杯と開催年が同じだったが、競合を避けるため今回から開催を1年遅らせた。そして主に夏場に1カ所に集まって1次リーグ、決勝トーナメントなどを行うセントラル方式を採用してきた各大陸予選は今回からホーム&アウエー方式に変更。各国のリーグ戦期間中を含め2〜3カ月おきに試合日を定めて戦う。国際バスケットボール連盟(FIBA)は人気拡大に向けて、サッカーを意識した大きな変革に踏み切った。

 昨年Bリーグがスタートした日本のバスケット界にとって、今回のW杯予選の変革は大きなチャンスだ。1年目は集客数が約4割増とまずまずの成功を収めたが、さらなる人気の起爆剤として、日本代表の活躍に懸かる期待は大きい。Bリーグの大河正明チェアマンは「リーグが成功するためには、代表が強くなければいけない」とはっきり言う。代表チームが年間を通じて活動し、話題を提供することで、ファンの目もBリーグに在籍する選手に向くと踏んでいる。

 そして日本にとって、このW杯予選が何より重要なのは20年東京五輪の出場に関わってくるからである。76年モントリオール大会を最後に五輪に出場できていない日本はFIBAから20年東京五輪の開催国枠での出場を保証されていない。日本協会はW杯に出場し、ベスト16入りすることが開催国枠が適用される目安の一つとの認識を示している。98年大会以降、(開催国の06年除いて)W杯に出場できていない日本にとって、これはかなり高いハードルだ。

 だが、日本協会の東野智弥技術委員長はこんな見方を示す。「開催国枠がないのはバスケットボールだけ。ここはチャンスなんです。どういう姿を見せられるかが大事になる」。五輪予選のない他競技よりも注目される機会がバスケットにはある。日本のバスケットをアピールする絶好のチャンスなのだ。

 残念ながら初戦の日本はホームでフィリピンに71―77で競り負けた。2戦目は27日に敵地でオーストリアと対戦する。オーストラリアはB組4カ国の中で世界ランキング最上位の9位(日本は50位)、リオ五輪では4位となった強豪だ。司令塔の富樫勇樹(千葉)は「相手はランクが上だけれど、勝ちにいく」と意気込む。番狂わせを演じれば、注目度は高まる。厳しい相手だが、ここも大きなチャンスだ。(柳田 博)

[ 2017年11月27日 12:55 ]

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