朝青龍は横綱史上初の引退勧告書の先を越し引退届け提出 横審が横綱に勧告したケース

[ 2017年11月27日 21:14 ]

 ▽横審が横綱に勧告したケース

 ☆大乃国 89年秋場所で7勝8敗と負け越した際に師匠の放駒親方(元大関・魁傑)を委員会の席に呼び出し、二子山理事長(元横綱・初代若乃花)が「体調を整えて稽古に精進し、強い横綱になってほしい」という横審の要望を伝えた。

 ☆三代目・若乃花 99年秋場所で7勝8敗の若乃花に対して、史上初めて横綱本人を委員会の席に呼び出し「しっかり体を治した上で進退をかけ、土俵に上がるように」と勧告。

 ☆朝青龍

10年初場所中に一般男性を暴行して事件が発覚。2月に当時の鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社社長)から横綱として初の引退勧告書を提出されることが決定していたが、自ら引退届けを出し横審は先を越された。

続きを表示

2017年11月27日のニュース