渡部暁 今季初優勝、W杯通算10勝目

[ 2017年11月25日 23:25 ]

複合個人 後半距離で歓声に応えながらゴールに向かう渡部暁斗
Photo By 共同

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は25日、フィンランドのルカで個人第2戦が行われ、第1戦で3位の渡部暁斗(北野建設)が今季初優勝、昨季終盤の3月11日以来となる通算10勝目を挙げた。日本勢のW杯複合2桁勝利到達は、通算19勝の荻原健司に次いで2人目。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)で142・5メートルを飛び、158・6点でトップに立つと、2位に16秒差をつけて出た後半距離(10キロ)でリードを広げて逃げ切った。

 渡部善斗(北野建設)は16位、渡部剛弘(ガリウム)は25位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は32位、清水亜久里(ユーグレナ)は42位だった。加藤大平(サッポロノルディックク)は予選落ちした。

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2017年11月25日のニュース