京産大 猛攻で近大に逆転勝ちも反省「思うような守りができなかった」

[ 2017年11月25日 21:24 ]

 ムロオ関西大学ラグビーAリーグの最終節第1日が西京極陸上競技場(京都市)であり、京産大は試合終了間際の猛攻で、近大に31―27で逆転勝ちした。

 17―27の後半35分過ぎ、WTB浜田将暉(3年)が右サイドを突破。パスを受けたNo.8武田知大(3年)がさらに近大ゴール前までゲインすると、そこから左に展開して途中出場、バックスの寺崎栄一郎(3年)が同38分にフィニッシュした。ゴールも決まって24―27。

 その後のキックオフのリターンは、京産大の押せ押せペース。一気に敵ゴール前まで攻め込み、途中出場、フランカー城間賢(1年)が敵陣深い位置のラックから決勝トライを決めた。

 ロスタイムの2トライで12点差をひっくり返した第4節関学大戦を彷彿とさせる逆転勝ち。しかし、既に2位を決め、全国大学選手権に照準を合わせるチームには、勝利の喜びよりも反省の方が大きかった。

 2トライを上げたフィニッシャーの浜田は「全国大会はディフェンスで圧倒しようと掲げていて、そのつもりで今日の試合に挑んだ。しかし、後手に回ってしまって、思うような守りができなかった」と、スピードがある近大バックス陣に押し込まれたことを悔やんだ。

続きを表示

2017年11月25日のニュース