萩野公介 招待記録会で6レース出場「最後はおぼれかけました」

[ 2017年11月22日 20:01 ]

東京SC招待初日に3種目に出場した萩野公介
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 競泳のリオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(23=ブリヂストン)は22日、都内で行われた東京スイミングセンター招待記録会に出場した。

 トレーニングの一環として出場する今大会は5日間10種目にエントリー。初日は背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの200メートル3種目で、予選、決勝合わせて6レースを泳ぎ「最後はおぼれかけました。タイムはよくなかったけれど、今の水泳を楽しめたかな」と明るい声で語った。

 リオ五輪後に右肘を手術した影響もあって、今夏は調子が上がらず、世界選手権は200メートル個人メドレーの銀メダルだけに終わった。秋以降、米国で短期の合宿を繰り返している。今月上旬には“怪物”マイケル・フェルプス氏らを育てた名将バウマン・コーチのもとで約2週間武者修行もした。

 まだ泳ぎ込みはできていない。この日の決勝のタイムは200メートル背泳ぎ2分0秒07、200メートル平泳ぎ2分20秒71、200メートルバタフライ2分6秒91。練習の一環のレースとはいえ物足りない数字が並んだ。「耐える練習をしないとダメ。プールはウソをつかない、自分を映す鏡」と自らに言い聞かせていた。

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2017年11月22日のニュース