稀勢の里が4場所連続休場 田子ノ浦親方「左足首と腰」「力が入らない」

[ 2017年11月21日 08:20 ]

支度部屋でも厳しい表情の稀勢の里
Photo By スポニチ

 大相撲の東横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が、九州場所10日目の21日から休場することが決まった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が同日、明らかにした。

 9日目に宝富士に敗れ、1場所5個の金星配給でワースト記録に並び、4勝5敗と黒星が先行していた。鶴竜は初日から、平幕・貴ノ岩への暴行問題を起こした日馬富士は既に休場しており、9月の秋場所に続く3横綱不在となった。

 田子ノ浦親方は「左足首と腰(を痛めている)」と話した上で「痛みがひかない。本人は稽古をやっていたが、思ったように力が入らない」と稀勢の里の状況を説明した。

 稀勢の里は新横綱優勝を遂げた3月の春場所で左上腕などを痛め、5月の夏場所を途中休場した。7月の名古屋場所で左足首を負傷し途中から休み、秋場所を全休。4場所連続休場となった。

 10日目に対戦が組まれていた千代の国は不戦勝。今場所の十両以上の休場は8人目(再出場の碧山を含む)となった。

続きを表示

2017年11月21日のニュース