宝富士 金星“コンプ” 対稀勢戦連敗「14」で止める

[ 2017年11月21日 05:30 ]

大相撲九州場所9日目   ○宝富士―稀勢の里● ( 2017年11月20日    福岡国際センター )

宝富士(左)の捨て身の下手投げに崩れ5敗目を喫した稀勢の里
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 宝富士が稀勢の里戦の連敗を「14」で止めた。これで同部屋で対戦しない日馬富士を除く現役3横綱から1個ずつの金星をゲット。通算8個の金星を挙げている兄弟子の安美錦に先んじて“コンプリート”した。

 14年秋場所以来の稀勢の里戦勝利。「宝富士なら勝てる、と思われるのが嫌だった」と意地を見せた。左を深く差し、右上手を取らせないようにしながらチャンスを待った。強引に寄られて右上手を取られた瞬間に、体を開きながら思い切った捨て身の下手投げ。取組が決まった前日に「数えた」という24本の懸賞を手にして目を細めた。所属部屋は暴行問題が発覚した日馬富士と左膝痛の照ノ富士が休場。番付最上位となった宝富士が伊勢ケ浜勢を引っ張る。

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2017年11月21日のニュース