白鵬 年間最多勝争いでも単独首位に「反応よくいいとこ取れて出した、という感じですね」

[ 2017年11月20日 19:41 ]

大相撲九州場所9日目 ( 2017年11月20日    福岡国際センター )

千代の国(右)を上手出し投げで下す白鵬
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 白鵬が年間最多勝争いでも単独首位に立った。平幕・千代の国との一番。「張り差しでまず出足止めて、いろいろ元気ですから見ていくという。その2つ注意して立ちましたね」。左の張り手から左上手をつかむと相手は土俵にバタリ。ちょうど1秒で出し投げは決まり「反応よくいいとこ取れて出した、という感じですね」と満足感を漂わせた。

 無傷の9連勝。逸ノ城ら1敗勢が全滅して40度目の優勝へ突き進む中、年間最多勝のタイトルも見えてきた。場所前は日馬富士が47勝でトップだったが、休場したことで可能性が広がった。場所前2番手にいた御嶽海が7日目から3連敗で足踏み。昨日50勝で並ぶと、51勝目を挙げて抜き去り、単独首位に浮上した。師匠の宮城野親方は「(日馬富士の暴行問題で)疲れていると思うよ」と心配するが、精神的にも強い横綱に死角は見当たらない。

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2017年11月20日のニュース